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相談室だより Vol.14「自 分 が 自 分 の 親 友 に な る こ と」

「カウンセラー(臨床心理士)松本よし子」

 私は、カウンセラーの役割は、「こころの健康を回復し育てる力をつけていただくこと」と考えていますが、実際にカウンセリングに来られる方々がイメージし期待されていることは色々でしょう。

*ともかく話を聞いてほしい* 
*気持ちを楽にしたい*
*すぐに役立つアドバイスを聞きたい*

 人は、不安や恐怖、特にそれが訳の分からないことであるとき、落ち着いて事態を見つめ考えることが難しくなり、こころの中に溢れるつらい気持ちや情緒はどんどん膨らみ、それだけでも手に負えなくなり、まずは、ともかく吐き出せる人を(場所を)求めます。
こうして、人生の様々な困難と出会う中で、私たちは、家族や友達・仲間のサポートを得て、各々のこころという     容れものを大きくしていき、柔軟な強さを身につけていくのではないでしょうか?
そして、最終的には、「自分が自分の“親友”になること」ができるようになり、それが目指す道で、しかるべき到達点なのかもしれません。 

エ~、それってどういうこと…? と 思われたでしょうか?

そもそも“親友”といわれても「あぁ!あの人だ」と思い浮かぶ友人がいる人は幸運な方で、実際には「そんな人、私にはいるのかなぁ~?」と思われる人の方が多いのかもしれません。しかし、ならばなおさら、想像してみてください! 
あなたが人生の様々な困難に出会い、悩み苦しみ不安でたまらない時、
「私が私の“親友”だったなら、今の私にどんな言葉をかけるのだろうか?」 と 
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 “親友”とは、どんな時でも私のことを見捨てず話をよく聞き理解しようとしてくれます
 怒りや悲しみの感情の嵐にも、じっと耳を傾け受け止めようとしてくれるでしょう
 “親友”は、どんな時でも味方になって、私を守ろうとしてくれます    
 “親友”は、私が混乱し不安な時にはそばにいて、一緒に悩んで考えてくれます
 そして、安易な慰めやお世辞ではなく、正直な考えや気持ちを言ってくれるでしょう
 少し距離をおいて事態をみつめ、私ひとりでは気づかなかったことを気づかせ、時に耳の痛いことも言ってくれて、一歩を踏み出す勇気をよびおこそうとしてくれるでしょう 
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 私が私のこんな“親友”になれたなら 私はもはやひとりではありません!
 煮つまって堂々巡りしている私に、かけられた言葉は、きっと希望につながり、これが、“おとなとしての力をつける”ということなのかもしれません!